ご挨拶(粕川幼稚園 園長・松村芳子)
粕川幼稚園は、昭和31年に設立され、すでに、半世紀の歴史をこえております。
そして平成28年度より幼稚園型認定こども園として群馬県の認可を受けることができ、新生認定こども園粕川幼稚園として生まれ変わりました。
大きな制度の変わり目に立つ今ですが、粕川幼稚園が大切にしていることは、この自然豊かな粕川の地の幼児教育の場として子どもたちの「心と身体をしっかり育てていきたい」その思いは変わりません。
また、普通の事が、しっかりと普通にできる子に育ってほしいという願いです。
その為に、年間を通しての、保育・教育と各種行事が、計画的に組み立てられています。
挨拶や躾も、この時期が、一番大切です。
朝は元気に「おはようございます。」
食事の後は元気に「ごちそうさまでした。」
今は普通の事が、当たり前のことが、とても不安定になっております。
考えられない程、恐ろしい事件が、親と子の間でおきています。
『特別な子』を望みすぎると、親子のどこかで、大きな、心の歪が生まれます。
就学前の子どもの『普通の気持ち』とは、何だろう。それは、もう遊びたくて遊びたくて仕方がないのです。
同じ年頃のお友達と、朝から晩まで遊びたいのです。とんだり、はねたり、走ったり・・・。
この時の身体の動きと脳の動きは実は同じです。この夢中な遊びの中で、脳は大きく育っているのです。
この時期の子どもの『当たり前の遊びたい心』を大切にしたいと思っています。
粕川幼稚園の最大の贅沢は、園庭に大きな木がたくさんあることです。
夏は、涼しい木陰で、強い紫外線や日射病、熱中症から子どもたちを守ってくれます。
さぁ、お外に出て、お友達と思いきり遊ぼう!!